【施主の実録】平屋の土地の広さは60坪|10件の相場で総額を計算
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「平屋を建てるなら、土地は何坪あればいいんだろう」「その土地って、いくらするの?」と気になっていませんか。平屋は2階建てより広い土地が必要と聞くので、建物より先に土地のほうが心配になりますよね。我が家も平屋を建てたいと考えていて、2026年10月に、実際の土地の相場を10件調べてみました。
- 平屋に必要な土地の広さ
- 土地10件の実際の相場
- 60坪の土地の値段の目安
- 建物と合わせた総額
先に結果を書くと、我が家の希望の平屋には、60坪くらいの土地が必要そうです。調べた10件の土地の坪単価は、23.5万〜31.6万円でした。駅やバス停、学校までの条件で絞ると、60坪の土地は約1,480万〜1,700万円になります。
この記事では、平屋に必要な土地の広さの考え方と、実際に調べた土地の相場、建物と合わせた総額を、そのまま書きました。地方都市で平屋を考えている人の、目安になるかなと思います。
平屋の土地を調べた理由

まずは、なぜ今、土地の相場を調べたのかからです。
きっかけは、住宅会社から届いた資料で、平屋の建物の相場が分かったことでした。
建物の金額が見えてくると、次に知りたくなるのが土地の金額です。我が家は今の家を売って住み替える道を中心に考えているので、土地探しから始めることになります。ここでは、土地を調べるまでの流れを書きます。
資料で分かった平屋の相場
住宅会社から届いた資料には、平屋30坪の建物の目安が載っていました。
ローコストメーカーでも、建物本体と付帯工事を合わせて約3,050万円からでした。資料の中身は、タウンライフ家づくりの資料が届いた記事にまとめています。
土地は妥協できない
資料の目安で足し算すると、元の予算の「土地と建物で4,000万円以内」には収まりそうにありませんでした。
それでも、土地の場所は妥協できません。なので、予算のほうを見直すしかない、というのが今の我が家の答えです。
予算を見直すための数字
予算を見直すには、土地がいくらなのかを知る必要があります。
申し込みのときに選んだ「土地2,000万円くらい」が、実際の相場と合っているのかも確かめたかったんです。そこで、不動産のポータルサイトで、土地の売り出し情報を10件調べてみました。
平屋に必要な土地の広さ

土地の値段を見る前に、平屋には何坪の土地が必要なのかを整理しておきます。
平屋は、建物の広さと同じくらいの面積を、地面の上に使うのが特徴です。
2階建てなら、1階と2階に部屋を分けられますよね。平屋はすべての部屋が1階にあるので、同じ広さの家でも、地面に必要な面積が大きくなるんです。ここでは、一般的な考え方と、我が家の場合を分けて書きます。
建ぺい率で決まる最低の広さ
土地には、「建ぺい率」という決まりがあります。
建ぺい率は、土地の広さに対して、建物を建てていい面積の割合のことです。たとえば建ぺい率60%の土地なら、100坪の土地に、建物は60坪までしか建てられません。平屋は1階の面積がほぼ建物の広さになるので、建ぺい率で最低の土地の広さが決まります。
| 平屋の広さ | 建ぺい率60% | 建ぺい率50% |
|---|---|---|
| 25坪 | 約42坪〜 | 50坪〜 |
| 30坪 | 50坪〜 | 60坪〜 |
| 35坪 | 約58坪〜 | 70坪〜 |
建ぺい率は、土地の場所ごとに決まっています。ポータルサイトの土地の情報にも、書かれていることが多いです。
駐車場と物置を足すと60坪
最低の広さとは別に、暮らしに必要なスペースも足す必要があります。

我が家の場合、平屋30坪に、駐車場3台分と物置のスペースを足すと、だいたい60坪になりました。
| 使い道 | 広さの目安 |
|---|---|
| 平屋の建物 | 約30坪 |
| 駐車場3台分 | 約12〜15坪 |
| 物置のスペース | 約4坪 |
| 中庭・テラス | 約3〜5坪 |
| 建物まわりの通路など | 約5坪 |
| 合計 | 約55〜60坪 |
車1台分の駐車場は、一般的に幅2.5m×長さ5mほどで、約4坪です。表の数字は、私がざっくり計算したものになります。
我が家が60坪にした理由
60坪にしたのは、地方都市では車が欠かせないからです。
家族の車に加えて、来客用も考えると、3台分は欲しいところです。さらに、物置を置くスペースも、車1台分くらい必要だと考えています。一方で、建物の外に、広い庭はいりません。
パパのひとこと
建物の敷地以外のスペースには、庭は必要ない。掃除が大変だから。
庭のかわりに、中庭か、テラスを囲むような間取りにしたいと思っています。
土地10件の相場を調べた

ここからは、実際に調べた土地の相場です。
不動産のポータルサイトで、売り出し中の土地を10件、価格と坪単価と広さを並べてみました。
調べたのは、我が家の住みたい場所に近く、だいたいの相場感がつかめそうな地域です。場所が分かってしまうので、地域の名前は書きません。10件とも、住宅用の土地です。
ポータルで10件を見た
調べたのは、不動産のポータルサイトの土地の一覧です。
一覧の画面を保存して、価格・坪単価・広さ・駅やバス停までの距離を表にしました。坪単価は、土地1坪あたりの値段のことで、土地の値段を比べるときの目安になります。
10件の価格と坪単価
調べた10件を、坪単価の高い順に並べると、次のとおりです。金額の単位は円で、徒歩は駅やバス停までの時間です。
| 価格 | 坪単価 | 広さ | 徒歩 |
|---|---|---|---|
| 1,990万 | 31.6万 | 約63坪 | 駅26分 |
| 2,310万 | 31.1万 | 約74坪 | 駅17分 |
| 2,000万 | 28.3万 | 約71坪 | 駅7分 |
| 1,820万 | 28.2万 | 約65坪 | バス停5分 |
| 1,998万 | 26.6万 | 約75坪 | バス停6分 |
| 1,570万 | 25.8万 | 約61坪 | 駅22分 |
| 2,300万 | 25.5万 | 約90坪 | 駅4分 |
| 1,830万 | 25.0万 | 約73坪 | 駅14分 |
| 1,680万 | 24.7万 | 約68坪 | バス停5分 |
| 1,680万 | 23.5万 | 約71坪 | 駅12分 |
同じ地域の中でも、坪単価は1坪あたり8万円ほどの差がありました。駅に近いほど高い、というわけでもなさそうです。
10件の真ん中の値
10件の数字を、真ん中の値(中央値)でまとめると、次のようになります。
- 価格:約1,910万円
- 坪単価:約26.2万円
- 広さ:約71坪
申し込みのときに選んだ「土地2,000万円くらい」は、10件の真ん中の価格とほぼ同じでした。ただ、10件の多くは60〜75坪の広めの土地です。広さを60坪にそろえると、値段はもう少し下がります。
我が家の土地の条件

10件をそのまま比べるのではなく、我が家の条件で絞ってみました。
我が家の土地の条件は、「駅やバス停まで徒歩10分以内」と「小中学校まで500m以内」の2つです。
広さや値段だけでなく、場所の条件も、我が家にとって譲れないところです。ここでは、それぞれの条件と、条件に合った土地の数を書きます。
駅やバス停まで徒歩10分以内
1つ目は、駅やバス停まで歩いて10分以内にすることにしました。
地方都市なので、ふだんの移動は車が中心になります。それでも駅やバス停の近くにしたいのは、住んでいて便利なことと、手放すことになっても需要があるからです。
小中学校まで500m以内
2つ目は、小中学校まで500m以内です。
子どもが通いやすいことはもちろんですが、理由はそれだけではありません。
パパのひとこと
自分の子どもだけじゃなく、手放すときも需要があるから。
いつか家を売ることになったときに、学校の近くの家は、買いたい人が見つかりやすいと考えています。今の家の査定のときにも、不動産会社の人から「需要のある地域」と言われていました。
条件に合ったのは5件
10件のうち、駅やバス停まで徒歩10分以内の土地は5件でした。
その5件の坪単価は、24.7万〜28.3万円です。学校までの距離は、一覧の情報だけでは分からなかったので、ここでは駅やバス停の条件だけで絞っています。
60坪の土地はいくらか

条件に合った5件の坪単価を使って、60坪の土地の値段を計算してみました。
60坪の土地は、約1,480万〜1,700万円になりそうです。
これは、5件の坪単価に60坪をかけた、私の計算です。実際の土地は、形や向き、道路の広さなどで値段が変わります。それでも、土地にいくらくらいかかりそうかの目安は、これでかなりはっきりしました。
坪単価×60坪の計算
計算は、坪単価に60坪をかけるだけです。
| 坪単価 | 60坪の値段 |
|---|---|
| 24.7万円(一番低い) | 約1,480万円 |
| 26.6万円(真ん中) | 約1,600万円 |
| 28.3万円(一番高い) | 約1,700万円 |
条件に合う土地の坪単価の真ん中で計算すると、60坪で約1,600万円です。
申し込みで選んだ2,000万円との比較
申し込みのときは、土地の予算を2,000万円くらいで選んでいました。
本当は1,500万円くらいにしたかったのですが、その選択肢がなかったんです。60坪で計算すると、本当の希望の1,500万円にかなり近い金額になりました。
土地の値段以外にかかるお金
土地には、売り出しの価格以外にも、お金がかかることがあります。
調べた10件の中にも、「古家あり」や「建物の解体は応相談」と書かれた土地がありました。古い家が建ったままの土地は、解体の費用が別にかかることがあります。地盤が弱ければ地盤の補強、水道やガスの引き込みが必要な場合もあります。地盤のことは、地盤調査の費用の記事にまとめました。
建物と合わせた総額

最後に、土地と建物を合わせた総額を計算してみました。
ローコストメーカーで建てても、土地と建物で約4,530万円からになりそうです。
建物の金額は、届いた資料の目安を使っています。土地は、さきほど計算した60坪の値段です。どちらも、まだ見積もりを取る前の目安なので、実際の金額は変わります。
足し算の表
建物は、平屋30坪の本体に、付帯工事と諸費用の約500万円を足した金額です。
| メーカー | 建物+付帯工事など | 土地60坪を足すと |
|---|---|---|
| ローコスト | 3,050万円〜 | 約4,530万〜4,750万円〜 |
| 地域の工務店 | 3,350万円〜 | 約4,830万〜5,050万円〜 |
土地を60坪にしても、総額は4,500万円を超えそうです。
元の予算4,000万円との差
元の予算は、「土地と建物で4,000万円以内」でした。
一番安い組み合わせでも、元の予算より500万円以上上になります。土地を相場より安く見つけられたとしても、4,000万円以内に収めるのは、正直むずかしそうです。
今の我が家の現在地
土地の相場を調べて、予算を見直す必要があることが、数字ではっきりしました。
新しい予算をいくらにするかは、まだ決めていません。今の家がいくらで売れるか、2軒目のローンをどう組むかと合わせて、これから考えていくつもりです。迷いの全体像は、リフォームか建て替えかで迷う記事に書いています。
よくある質問

最後に、平屋の土地について、気になりそうな質問をまとめました。
一般的な考え方と、我が家の場合を分けて書いています。
土地の決まりや値段は、地域によって大きく変わります。実際に土地を探すときは、住宅会社や不動産会社にも確かめてください。気になる質問から読んでもらえれば大丈夫です。
30坪の平屋に土地は何坪いるか
建ぺい率60%の土地なら、最低50坪が必要になります。
駐車場や物置のスペースを足すと、60坪くらいあると安心です。我が家は、駐車場3台分と物置を考えて、60坪を目安にしています。
50坪の土地で平屋は建つか
建ぺい率60%の土地なら、30坪の平屋は建てられます。
ただ、建物でほとんどの面積を使うので、駐車場をたくさん取るのは難しいところです。車が1〜2台なら、50坪でも考えられるかなと思います。
坪単価とは何か
坪単価は、土地1坪あたりの値段です。
1坪は、畳2枚分くらいの広さで、約3.3㎡です。広さの違う土地を比べるときは、価格よりも坪単価で比べると分かりやすくなります。
古家付きの土地とは
古家付きの土地は、古い家が建ったまま売られている土地です。
新しく家を建てるには、古い家の解体が必要で、その費用が別にかかることがあります。売り出し価格だけで比べずに、解体の費用も含めて考える必要があります。
建築条件付きの土地とは
建築条件付きの土地は、決められた会社で家を建てることが条件になっている土地です。
建てる会社を自分で選びたい場合は、「建築条件なし」の土地を探す必要があります。調べた10件の中にも、「建築条件なし」と書かれた土地がありました。
土地の相場の調べ方
我が家は、不動産のポータルサイトで調べました。
住みたい地域の土地を10件ほど並べて、坪単価の真ん中の値を見ると、相場の目安がつかみやすいです。そこに欲しい広さをかければ、土地の値段の目安になります。
まとめ|今はここまで分かった

平屋の土地を調べて分かったのは、我が家の希望の平屋には、60坪で約1,500万〜1,700万円の土地が必要そうだということでした。
- 平屋30坪には土地50坪〜
- 我が家は駐車場3台で60坪
- 10件の坪単価は23.5万〜31.6万円
- 60坪で約1,480万〜1,700万円
- 建物込みで約4,530万円〜
今の我が家の現在地は、土地と建物の相場が分かって、予算を見直しているところです。結論はまだ先ですが、平屋を建てるのに必要な数字は、ほぼそろってきました。
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新しい予算が決まったら、また現在地を書きます。土地の情報が新しく出てきたら、この記事の数字も見直していくつもりです。土地と建物の数字がそろったあとの、住み替えの順番については、住宅ローンが残ったまま住み替える記事に書きました。